ワークショップ「一般診療に取り入れたい心療内科診療の要素」

ワークショップ「一般診療に取り入れたい心療内科診療の要素」では、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使用した、グループワークを実施いたします。
参加を希望の方は、下記を確認のうえ、期日までにお申し込みください。

ワークショップ参加登録について

ワークショップ 参加登録フォーム
https://forms.gle/9ZYfALdaGcx6CeWt6

申込締切:2021年10月12日(火)まで
先着:100名
参加資格:第25回心療内科学会学術大会への参加申し込みが完了している方
     第25回学術大会へのお申し込みはこちらから
     https://www.keiso-comm.com/jspim25/registration.html
ワークショップの参加には、別途費用はかかりません。
学術大会への参加費のみ、必要となります。

開催概要

ワークショップ「一般診療に取り入れたい心療内科診療の要素」

日程:
2021年10月23日(土)14:00 – 15:55(115分)

会場:
B会場(オンライン開催)


座長:
福永幹彦(関西医科大学心療内科学講座)
岡田宏基(宇多津病院心療内科)

ファシリテーター:
福永幹彦(関西医科大学心療内科学講座)
岡田宏基(宇多津病院)
西山順滋(関西医科大学心療内科学講座/同附属病院総合診療科)
神原憲治(香川大学医学部臨床心理学科心身医学)
江花昭一(神奈川大学保健管理センター)

趣旨説明:
江花昭一(神奈川大学保健管理センター)

本セッションの説明

心療内科では心身症(心身相関が認められる身体疾患)を持つ患者さんの診療を担当しますが、一般診療外来においても心身症者が多いことが知られています。それゆえ、心療内科で用いられるスキルは一般診療でも必要なものと言えるでしょう。しかしそれだけではありません。
そのスキルは、疾患の持つネガディブな面を理解して治していくにあたって①良い治療関係を作る、②治療への期待感を裏切らない、③本人のもつ力(リソース)を十分に引き出す、の3点が不可欠である、とするポジティブと言ってよい考えに支えられています。これらのスキルは、心療内科診療だけでなく、どのような診療でも役に立つものではないでしょうか。
さて、心療内科は「心理療法を併用する内科」の略であるとされ、これまで一般心理療法(受容、支持、保証)の他に「心理療法の三本柱」(池見酉次郎)として自律訓練法、交流分析、行動療法が用いられてきました。今回は、ポジティブな心身医学の考え方とともに、これら3つの心理療法のポジティブ変法版(ポジティブな使い方)について解説いたします。さらに、皆さまにも個別ワーク、グループワークに参加し、実践的に学んでいただきたいと考えています。
対面でお話しできないのは残念ですが、Webで是非ご参加ください。