会長挨拶

 第17回日本消化管学会総会学術集会を2021年2月19 日(金)~20 日(土)の2日間、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)(大阪府大阪市)において開催するはこびとなり、鋭意準備を進めているところでございます。
 本学会は、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸に関する基礎的・臨床的研究を奨励し、消化器病学の向上、発展をはかり、人類の福祉に寄与することを目的として、平成16年4月に設立されました。第1回の学術集会は平成17年1月28日、29日に名古屋で開催され、以来1年に1度学術集会が開催されてまいりました。すでに、多くの既存の学会・研究会において様々な趣向で、消化器疾患に関しての基礎的・臨床的研究が発表され、討議されてはいますが、消化管疾患のみに焦点をあて、臨床的、学術的な課題について討論する場はこれまでになく、本学術集会の特徴となっております。
 今回の第17回学術集会では、「消化管学の輝く未来を創造する」をテーマとして、特別講演、招待講演、シンポジウム、ワークショップ、症例検討セッション、一般演題等の他、第14回日本カプセル内視鏡学会学術集会・第48回日本潰瘍学会合同セッションも開催の予定としております。
 今年も”GI Week 2021”として、本学術集会に続いて第14回日本カプセル内視鏡学会学術集会、第48回日本潰瘍学会、The 14th IGICS (International Gastrointestinal Consensus Symposium)および第15回日本消化管学会教育講演会を開催いたします。
 多くの会員の皆様からの演題のご登録と、当日のご来場を心よりお待ちしております。

第17回日本消化管学会総会学術集会 会長
樋口 和秀
大阪医科大学第二内科 教授