第4回疫学セミナー
NEJM掲載の疫学論文にみる最新の研究状況の解説

ご挨拶

 第1回から第3回のセミナーは、『疫学-新型コロナ論文で学ぶ基礎と応用』(勁草書房)の解説を行いました。
 第4回からは、世界でもっともインパクトの高い医学専門誌New England Journal of Medicine(NEJM)に掲載された、新型コロナ以外の疫学論文をとりあげ、最新の研究状況を解説します。
 今回紹介するのは、「血糖上昇作用が高い食物を多く摂取すると、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高くなる」ことを示した前向きコホート研究の論文です。NEJM2021年4月8日号に掲載されました。
 ところが、同様の知見を示した論文がはじめて報告されたのは、2000年の臨床栄養学の専門誌に掲載された、ハーバード大学の前向きコホート研究でした。
 20年以上も前にはじめて報告された知見を再現しただけのように見える論文が、なぜいま、NEJMに掲載されるのか。その背景には、どのような事情があるのでしょうか。
 セミナーでは、これらの点について、わかりやすく解説します。
  みなさまのご参加をお待ちしています。  

坪野吉孝(セミナー講師)


開催日時:2022年6月25日(土)13:00―14:10

開催形式:Zoomセミナー・ライブ配信とオンデマンド視聴(セミナー後28日間)

講  師:坪野吉孝(東北大学大学院客員教授)(略歴は下記)




(参加費)

私費参加 2,000円
公費参加(研究費・経費等) 10,000円


(お申し込み)

[お申込み用QRコード]  


右の申込用QRコードを読み取り、お申込みください
または下記URLよりお申込みサイトに接続ください
https://onl.sc/6gMuprx
申込み締切:2022年6月24日(金)17:00



(解説・紹介予定の論文)

1:https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2007123
2:https://academic.oup.com/ajcn/article/71/6/1455/4729405



(講師略歴)

1989 年東北大学医学部卒業。国立がん研究センター、ハーバード大学公衆衛生大学院などを経て、 2004 年東北大学大学院教授(医学系研究科臨床疫学分野・法学研究科公共政策大学院)。 2011 年より精神科臨床医。 現在、東北大学大学院客員教授(医・歯・法)・早稲田大学大学院客員教授(政治学) ・国立がん研究センター客員研究員(予防研究部)。 筆頭著者の論文としてNEJM、JAMAなど。 NEJM日本国内版監修。 Twitter: @epidemia_jp

(その他)

・申込手続き時と当日のチャットなどで質問をお受けします
・Zoom画像の録画や音声の録音は控えてください
・領収書は支払い完了後に送信されるメールよりダウンロードいただけます
・参加証明書はセミナー後に送信されるメールよりダウンロードいただけます

(「疫学ワークショップ」について)

上記の「疫学セミナー」と並行して、「疫学ワークショップ」を行います
ワークショップでは、すでに出版された論文や、現在進行中の研究プロジェクトについて深く検討することにより、
疫学の最新の研究動向に関する理解を深め、参加者ご自身の研究に活用できるようにすることをめざします
詳細については、下記の事務局までお問い合わせください

(事務局・問合せ)

〒112-0005 東京都文京区水道 2-1-1
株式会社勁草書房 コミュニケーション事業部 内
E-mail:epi-seminar@keiso-comm.com
Web:https://www.keiso-comm.com/epi-seminar-4/

(パンフレットはこちらから)

第4回疫学セミナーパンフレット(2022年6月25日開催)

(終了したセミナーのパンフレットはこちらから)

第3回疫学セミナーパンフレット(2022年5月28日開催)
第2回疫学セミナーパンフレット(2022年4月23日開催)
第1回疫学セミナーパンフレット(2022年3月4日開催)