日本消化管関連学会機構 理事長
大阪医科薬科大学 名誉教授
樋口 和秀
日本消化管関連学会週間(GI Week)は、日本消化管学会、日本カプセル内視鏡学会、日本潰瘍学会の3学会で構成されております。GI Weekも今回で11年目になります。消化器病学を専門にされている先生方にやっと認識されるようになってきました。今後も会員の先生方にお役に立てるような学術集会を目指して工夫し、ますます発展させていきたいと思っています。
今回の”GI Week 2025”は、第21回 日本消化管学会総会学術集会(順天堂大学 永原章仁会長)、第18回日本カプセル内視鏡学会(藤田医科大学 大宮直木会長)、第52回日本潰瘍学会(大阪公立大学 藤原靖弘会長)、The 18th IGICS(International Gastrointestinal Consensus Symposium)(岩手医科大学 松本主之会長)、で、2025年2月21日~23日に東京の京王プラザホテルで現地開催されます。コロナ感染症も5類になってほぼ2年になり、世の中もコロナの扱いも適切に行えるようになってきました。学会での発表、討論は、やはり対面でできるならその方がより実りがありそうということで、各学会が現地でしかも対面で行うようになってきています。ただ、学会に来られない先生方や聞きのがした演題などを後日拝聴してもらおうと、オンデマンド配信も用意しております。第23回日本消化管学会教育講演会(順天堂大学 八尾隆史会長)は、できるだけ多くの先生方に聞けるときに聞いていただこうと考え、完全オンラインにしております。
各学会とも、いろんな興味深い企画を考えていただいております。消化管学会とカプセル内視鏡学会、消化管学会と潰瘍学会の合同セッションもあり、有意義な”GI Week 2025”になると期待しております。内科、外科、小児科、病理学などいろんな科の先生方、大学、市中病院、研究機関、勤務医、開業医などいろんな働き方をされている先生方、研修医、専攻医、認定医、専門医、指導医などいろんな立場の先生方の多数のご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。